冠攣縮性狭心症(体験記)

冠攣縮性狭心症とわかってから10年以上。救急車で運ばれたこと、入院、通院、日々の発作のことなど書き残しています。

狭心症と診断される前の症状

ニトロを処方してもらうようになって
タバコをやめてから
冠攣縮性狭心症と診断されてから
初めて救急車に乗ってから
2年2ヶ月が経過しました。

おかげさまで禁煙はまだ継続中ですし、もう一度吸うことはたぶん無いと思います。ニトロという魔法の薬を使うようになって、いざというときでもあわてることなく冷静に痛みをひかせることができるようになりました。毎日の生活で特に変わったことがあるわけではないのですが、発作が起きているのに喫煙者でタバコを吸いながら名古屋に出張するなどという暴挙はなくなりました。というよりもすぐにニトロで抑えることができるため、ほんの数分で普段と変わらない生活に戻ります。

なぜしみじみといまさらこのようなことを書いているかというと、
先日ヒロパパさんから次のようなコメントをいただきました。そのコメントで自分がなぜ時々胸が苦しくなるのかわからずに不安になっていたころのことを思い出してしまい、つらつらと上のようなことを書いてしまった次第です。ヒロパパさんのコメントは
「発作の前兆についてお聞きしたいのですが、血圧上が120〜130、下が80〜90至って血圧は正常値なのですが、興奮したり極度のストレスを生じた場合ここ最近胸の痛みよりも頭が膨らむような感覚になります偏頭痛の様であったり、首から左肩にかけて肩こりのような症状になります。胸の締め付け感やちくちく感より変化したようでこのような症状が度々続きます。このような状態も冠れんの狭心症の症状?でしょうか。」です。

このブログのほんの初めのころ、(1回目から14回目くらいまではアホなことばかり書いてあって参考にならないかと。。。)15回目くらいから書いてある症状とよく似ています。もちろん私はただの患者でありずぶの素人ですから確かなことは何もいえません。でもなんとなく自分の症状に似ているような、似ていないような。やはりきちんとお医者様に相談するのが一番だと思いますし、そうしてください。

このブログを立ち上げた理由も
サラリーマンって、ちょっと調子が悪い程度ではお医者さんに行かない。自分もまさにそのとおりでしたが、結果的には救急車に乗せられて入院。ニトロを処方される生活に。大げさですが死に至る可能性も無いわけではなし。
だから自分の体験を下手ながら書いて、同じようなサラリーマンの皆さんにも「ちょっとでもおかしいと思ったらお医者さんに行ってください!」という気持ちを伝えたくて立ち上げました。私自身、本当に平凡でうだつのあがらない中年親父の自分が狭心症だなんて夢にも思っていませんでした。
ネットなどでは紹介されていない症状も自ら体験しました。だからここに書かせていただいてほんのちょっとでも冠攣縮性狭心症の情報を発信したい気持ちで書き始めました。ヒロパパさんお忙しいでしょうが専門家の診察を受けてくださいね。

えらそうなことを書いてすみません。これからもよろしくお願いいたします。