冠攣縮性狭心症(体験記)

冠攣縮性狭心症とわかってから10年以上。救急車で運ばれたこと、入院、通院、日々の発作のことなど書き残しています。

新幹線が混んできた

以前にも少しお話しさせていただいたのですが、新幹線での移動が比較的多い営業マンです。非常事態宣言のピークのころには1両貸し切りなんてこともよくあったのですが、最近は出張の人や修学旅行生さんたちで新幹線も随分とにぎやかになってきました。すいている新幹線は快適でしたが、やはり新幹線は多くの人が乗っているほうが活気があってこちらもやる気が出ます。(時々ツアーのお客様に閉口することもありますが・・・・)

で、なぜ新幹線の話なのか?

早朝6時台の新幹線で移動中、まさかの発作があったんです。朝早い新幹線だったので3人掛けの窓際の席に一人で座っていたので特に何がではなかったのですが、これが混んでいる新幹線だったとしたら・・・

隣の席に人がいたら発作を起こしている自分を完全に怪しい人と思うはず。何せ胸のあたりを抑えて変にもじもじしてポケットを探ってニトロを含んで急にじっとして。数分経ったら何事もなかったかのように普通にしている。自分だったらこんな人が隣にいたらかなり不安になり不気味になります。

場合によってはうめき声のようなものまで出てしまいますから車掌さんを呼ばれてもおかしくない状況ですよね。

こちらも悪気があってやっているのではないのですが、発作が起きてしまうとどうにもこうにもなんともならず。

で、教訓。

新幹線に限らず電車などに乗る時はニトロをふだんより出しやすいように持とう!

ふだんからニトロはカバンや財布のほかにスラックスのポケットに持っています。ただ新幹線などに座っているとニトロを取り出すのに何かと不便。で、こんな教訓を自分に言い聞かせました。

という話でした。